(表紙)
 
 
(概要)
本書は1990年9月に共立出版より出版された「人工知能の研究者たち」の続編です。電子書籍は印刷本に比べて改訂が容易ですので、アマゾンのキンドルブックとして出版する事にしました。また人工知能の研究者も時代と共に変わり、新しい研究者も加えたいと思ったからです。共立出版の「人工知能の研究者たち」の方は、雑誌Bitの連載として書いたものをまとめたものでした。最初に取り上げた研究者はH.サイモン(Herbert Simon)さんで、続いてM.ミンスキー(Marvin Minsky)さん、その他に淵一博さん、J.マッカーシー(John McCarthy)さんという伝説の研究者たちでした。その殆どの人たちがすでに亡くなりましたので、新しい研究者を取り上げていく事を考えてみました。今の人工知能ブームの中で、こうした伝説の研究者を知らない人も多くいるでしょう。初期の人工知能の特徴は記号処理言語や論理型言語を使って知的な機能を人工知能として実現するアプローチで、取り上げた人工知能の研究者たちもそうした記号処理を中心にした人たちでした。幸い私はこうした伝説の人たちと実際に話をして食事をする機会がありました。これから新しく取り上げる研究者たちについても直接会ってお聞きした研究内容がもとになっています。下記に目次を付記しておきます。

はじめに
第1章 帰納学習の発見者・S.マグルトン(Stephen H. Muggleton)
第2章 技術者の心を持つ数学者・M.萩谷(Masami Hagiya)
第3章 人工知能テキストの覇者・S.ラッセル(Stuart Jonathan Russell)
第4章 ディープラーニングの応用開発者・G.ヒントン(Geoffrey Everest Hinton)
第5章 人間の認知プロセスの追求者・J.アンダーソン(John Robert Anderson)
第6章 エキスパートシステムの創始者・E.ショートリフ(Edward Hance Shortliffe)
第7章 知識モデル化の創造者・J. デ・クレーア(Johan de Kleer)
第8章 AIプレーヤーの変化
おわりに